プリント基板とは
プリント基板というのを聞いたことがあるでしょうか?
プリント基板は、電子部品を固定して配線するために使われるものです。
薄い銅が貼りつけられた板状の絶縁体に、LSIなどの部品で電子回路を構成したものになります。
プリント基板は、コンピュータや電子機器の心臓部とも言える重要な部品の1つとなっています。
ところで、プリント基板にはいろいろな材質が使われています。
主なものは、紙フェノール、紙エポキシ、ガラスコンポジット、ガラスエポキシ、テフロン、アルミナ、LTCCなどです。
ガラスエポキシの特徴
プリント基板の材質の1つであるガラスエポキシは、パソコンやOA機器などに多く使われています。
FR-4と呼ばれているのはガラスエポキシのものになります。
ガラスエポキシというのは、ガラス繊維のクロスにエポキシ樹脂を浸透させたもので、熱硬化処理を施してあります。
ガラスエポキシには、強度・熱伝導率・耐熱温度・電気特性に優れているという特徴があります。
プリント基板の材料でよく使われる紙フェノールに比べてコストはかかりますが、反りにくいので重宝されています。
ガラスエポキシは大変堅く、加工が難しくなっており、加工する際に刃物がすぐ摩耗すると言われています。
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