縞板とアルミ素材で優秀な製品が完成

アルミ製品で、駐車場の滑り止めなどによくある、縞模様が入った板に見覚えがないでしょうか。

強度があるアルミ板に、すべり止めの機能性と装飾性が加わった製品になります。

縞鋼板のアルミバージョンということです。

美しい縞模様があることで、周囲への風景に溶け込み、業務用分野では車両輸送分野や建築分野などで主に活躍しています。

アルミそのものが軽いという特性を持っていますが、本来の縞鋼板重量の1/3という、大幅な軽量化を実現することによって、より使用場所に合った特性が導き出されているといえるのではないでしょうか。

また、縞模様となる縞溝の形ですが、単なる装飾だけに終わらず、形によって滑り止め効果や排水性に違いを生じさせることになりますので、用途によっての使い分けができる、機能的な部分も持ち合わせています。

加工工場では、扱う規格サイズはだいたい決まっていますが、規格外となった製品についても販売している場合があります。

もし、それでもサイズが合えば、大幅なコストダウンになることでしょう。

 

すべて自社工場製作できる依頼先がおすすめ

アルミ縞板の特徴の代表的なものを挙げると次のようになります。

  1. 軽い…鉄の1/3、画期的な軽量化ができる上、加工する手間がかからない。
  2. 高い耐食性…耐食アルミ合金製(A5052)が有名ですが、腐食することなく、デザインも美しい縞模キープしながら水洗いも可能。
  3. 無毒性…毒性がなく、食品に対しても無反応で、衛生的。
  4. 優れた加工性…切断、孔明け、曲げ加工、溶接など、さまざまな加工に対応。

これらの適性で活用度が広がりますが、もし、制作枚数が少量であるなら、すべて自社工場で製作してくれる企業に依頼することをおすすめします。

なぜなら、アルミ縞板を製作するためには、「鉄工所への搬入・引取り」、「メッキ処理用にメッキ工場への搬入・引取り」などが必要で、人件費、燃料費、時間、納期などのコスト削減になるからです。