アルミによる外壁塗装について
アルミ塗装とはアルミホイール塗装とも言い、車を修理したことがある人ならすでにご存知だと思います。車の修理工場ではアルミホイールの修理を専門とする業者も多いようですが、その一方で建築業界ではアルミによる外壁塗装も、ニーズが高くなっています。
アルミ素材をふんだんに用いた外壁リフォーム工事が行われていますが、アルミはもともと熱伝導率が高く、アルミを外壁素材として用いる場合、結露やカビ、湿気などの問題をクリアしなければなりません。近年は、外壁リフォームの施工技術が急速に進歩してきました。
もし、これからアルミを用いた外壁塗装を依頼する場合は、施工件数が多く、信頼と実績の高い業者を慎重に選ぶ必要があります。
アルミは時間の経過とともに酸化しやすいと言われていますが、腐食性に優れたアルミ合金もありますので、素材の選び方ひとつで家屋の外観をより美しく保ち、耐久性の面でもとくに問題はないと言って良いでしょう。
金属サイディングについて
外壁のことをサイディング壁とも言い、外壁塗装に用いられる素材には窯業系サイディングや金属系サイディングといったジャンルがあります。その中でアルミによる外壁塗装は金属系サイディングに相当し、アルミ以外の金属類には銅板やステンレス、ガルバリウムといったものがあります。
ステンレスと言えば、鍋やフライパンなどの調理器具にも使われており、アルミと比較すると適度な硬さがあり、比重はステンレスの方が高いです。
アルミ塗装も含めて金属サイディングによる外壁塗装のメリットを挙げると、外壁の質感が良くなり、見た目にもキレイです。ただし、外壁塗装を行った後、数年後から十数年後には劣化するため、その後も業者に定期的に点検してもらい、必要に応じて外壁のリフォームを施すことになります。
窯業サイディングとは違い、アルミなどの外壁塗装では、さびを落とす作業や専用の器具を用いて高圧で洗浄するといった作業が必要になってきますが、作業工程はそれほど複雑なものではなく、リフォームを施した後は美しい仕上がりです。